平成24年3月定例会代表質問要旨

2012-03-31

■ 要旨

件名1 平成24年度の施策方針について聞く
 要旨1 二期目を迎える新年度に於ける芝田市長の「肝いり事業ベスト3」について。

件名2 下里・小山田・天野地域の一体的な活性化方針について聞く
 要旨1 下里公共用地(サッカー専用競技場)の整備計画について。
 要旨2 集客施設整備による市道門前下里1号線を活用したバス路線の拡充について。
 要旨3 都市計画道路大阪河内長野線の整備計画について。
 要旨4 市道下里大野線の整備計画について。
 要旨5 都市計画道路野作赤峰下里線の整備計画について。
 要旨6 市道広野1号線の整備計画とマサンダ池周辺の土地活用について。

件名3 『農の拠点』整備事業の取組み状況について聞く
 要旨1 これまでの取組みについて。
 要旨2 今後の取組みについて。
  (1)用地買収について。
  (2)施設の基本的な運営形態について。
  (3)推進体制について。
  (4)関連事業の整備方針について。

件名4 市立中学校での武道(柔道)必修化に伴う安全対策について聞く。
 要旨1 施設設備の準備状況について
 要旨2 教材の準備状況について。
 要旨3 保健体育科教諭の指導体制は万全か。
 要旨4 柔道を指導担当する教員に『不安の声』は無いのか。

件名5 学校給食の運営管理について聞く。
 要旨1 学校給食で使用する食材の『地産地消』に対する考え方について。
 要旨2 学校給食会(物資選定購入委員会)による食材の購入方法と結果の公表について。
 要旨3 学校給食会の会計処理と決算報告について。

代表質問及び答弁

■ 質問
ただいまご指名をいただきました議席番号5番、会派未来創造の山口健一でございます。
まず初めに、昨年の東日本大震災発生からきのうで丸1年が過ぎた今、震災のつめ跡の深さをまだまだと身をもって実感しているところであります。また、とうとい命を犠牲にされました約2万人の方々の霊に対しまして、改めてご冥福をお祈り申し上げます。それでは、通告書に従い質問させていただきます。

件名1.平成24年度の施政方針について。
ことし8月2日をもって芝田市長も1期4年を満了され、早いもので2期目を迎えようとされているところでありますが、去る3月1日の本会議初日において、市長自身4回目となる新年度予算に係る施政方針を聞かせていただきました。
そこで、要旨1.2期目を迎える新年度において芝田市長のこれだけはどうしてもという肝入り事業ベスト3についてお聞かせください。

 次に、件名2.下里、小山田、天野地域の一体的な活性化方針についてお聞きします。
本市においては、今回河内長野市都市計画マスタープランの見直しを行ったところですが、この基本方針によりますと、昭和29年、人口約3万人の市制施行以来、10万人都市に至る過程で独自の開発指導によりまして住宅団地の開発を誘導するとともに、土地区画整理事業などの面的整備事業や、道路、駅前整備、さらには上下水道整備などの都市基盤の整備を進めてきた結果、恵まれた自然環境や豊かな歴史、文化遺産とも相まって、市民生活を支える基本的な都市基盤はほぼ整いつつあるとしながらも、公共下水道や道路などの基盤整備は引き続き必要であると位置づけられております。
そこで、今回、平成19年度において公共用地先行取得事業債によりまして当時の市土地開発公社から約11億円で買い戻しした下里地区にある公共用地において、サッカーの専用競技場を整備する計画となっております。私もさらなるスポーツの振興を望んでいる一人として非常に喜んでいるところであります。
しかしながら、以前から待ち望まれていたサッカー専用競技場といえども、単にスポーツ施設を整備、拡充させるだけの目的じゃなく、そのことにより周辺地域の一体的な発展、さらなる活性化につなげていただきたいという思いから、以下の項目についてお聞きします。

要旨1.サッカー専用競技場の整備計画について。
要旨2.集客施設整備による市道門前下里1号線を活用したバス路線の拡充について。
要旨3.都市計画道路大阪河内長野線の今後の整備計画について。
要旨4.市道下里大野線の整備計画について。
要旨5.都市計画道路野作赤峰下里線の整備計画について。
要旨6.市道広野1号線の整備計画と、マサンダ池周辺の土地活用について。
以上6点についてよろしくお願いします。

 次に、件名3.農の拠点整備事業の取り組み状況についてお聞きします。
過去から懸案となっていた道の駅の整備計画が、やっと本年2月21日の都市環境・経済常任委員協議会において、現在の市の取り組み状況や方針が報告されました。この事業は、地元である高向地域においても非常に関心の高い重要課題ととらえられておりまして、私も共に課題解決に向けて全力を尽くしてまいりたいと考えており、そういう観点で質問させていただきます。
要旨1.これまでの取り組み状況についてお聞きします。
要旨2.今後の取り組みについて。
(1)用地買収について。
(2)施設の基本的な運営形態について。
(3)庁内の推進体制について。
(4)関連事業の整備方針について。
ここで言う、4番目の関連事業の1点目、この施設から発生する下水処理はどのような方法を考えているのかをお聞きいたします。2点目は、高木地区のほ場整備事業(橋梁で古保まで抜く予定の道路等)のスケジュールと、農の拠点施設整備事業の進捗は整合しているのかということについてお聞きします。

次に、件名4.市立中学校での武道必修化に伴う安全対策についてお聞きします。
平成18年に教育基本法が改正されたことを受け、文部科学省は日本の伝統と文化を尊重し、郷土愛をはぐくむことなどを目的に、平成20年に学習指導要領を改訂し、ことし4月から中学校での武道(柔道、剣道、相撲、空手、なぎなた、合気道等)が必修化されることとなりました。このような中、さきの議会でも聞いておりますが、本市では柔道を選択されることとなっております。しかしながら、中学と高校での柔道による事故は、統計を取り出した1983年度から2010年度まで28年間に114人という多くの生徒が命を落とし、さらに275人の生徒が重度の障がいを負っているというのが実態です。
市教育委員会はもちろんこれらのことは十分承知のことと思いますが、教育立市宣言を掲げ、大阪一の教育を目指している本市の中学校は本当に大丈夫ですか。我がまちの中学校から絶対に犠牲者を出してはいけない、このような思いから以下の点についてお聞きします。
要旨1.施設、設備の整備状況について。
要旨2.教材の整備状況について。
要旨3.保健体育科教諭の指導体制は万全か。
要旨4.柔道を指導担当する教諭に不安の声はないのか。
以上、4点についてお聞きします。

●答弁 ◎市長(芝田啓治) 
会派代表未来創造・山口健一議員のご質問にお答えを申し上げます。
件名1.要旨1につきましてお答えを申し上げます。
私は、就任以来、市民の皆様とのお約束を4つのKとして集約し、それぞれの施策の実現に取り組んでまいりました。平成24年度は、いよいよこれらの取り組みが市民の皆様の幸せや希望に結びつくよう、さらに深く、前へ推し進める深化の年と位置づけ、これまでの施策をより一層充実、発展させてまいりたいと考えております。
重点的に取り組む施策としまして、教育については小中一貫教育の全中学校区での実施や、コミュニティスクールの全小学校での実施などにより、創意工夫を凝らした教育活動の展開に力を注いでまいります。
経済については、地域産業の振興や交流人口の拡大を目指して農の拠点を整備し、花・木・歴史文化、農を合わせた一大拠点として展開してまいります。
また、環境については、奥河内のウェブサイトの開設や滝畑ダムを活用したイベントの実施により、近くて深い奥河内のイメージ発信や定着化を推し進めてまいります。
さらに健康については、ノバティながのの5階をかわちながの子ども・子育て総合センターとして整備を進めることや、子ども医療費助成の通院分を小学3年生まで拡充することで、安心して子どもを産み育てることのできる環境整備に努めてまいります。
これらの戦略的な取り組みを進めるとともに、これまで道筋をしっかりとつけてきた施策を見える形、魅せる形にして推進し、河内長野市の未来のため、市民の皆様のため、全力を尽くす所存でありますので、ご協力賜りますようお願いいたします。
私からの答弁は以上でございます。

●答弁 ◎教育長(和田栄) 
私のほうから、件名2の要旨1と件名4.中学校の柔道、そして件名5.学校給食についてお答えいたします。
件名2.要旨1につきましてまずお答え申し上げます。
現在、教育委員会では、各施設の利用実態や施設の状況をもとに、既存施設の機能回復を基本にして、より一層の市民ニーズに対応したスポーツ環境にするため、平成29年度を目標とした整備計画を策定しているところでございます。
この計画の中に、ご質問にあります下里の整備も考えておりまして、これまで検討を重ねてきた結果、土のグラウンドに比べ、管理面、利用面の利点のある人工芝の球技場の整備を計画しております。

続きまして、件名4の要旨1から4については相関連いたしますので、一括してお答えいたします。
柔道については、大半は部活動中の事故で、授業中での事故例はほとんどないとはいえ、全国で事故の例が多数報告され、中には死亡事故が起きていることもあり、指導する際の安全の確保が極めて重要な課題であると認識いたしております。
施設、設備の状況といたしましては、各中学校に約50着の柔道着を購入、配付するとともに、体育館やラーニングスペース等を活用し、安全に練習できるよう、ロングマットの場合は6枚程度、畳の場合は30枚程度購入し、環境整備を行っております。

さらに、指導体制に万全を期するために、体育科教員を大阪府の主催する実技講習会に参加させ、指導力の向上を図ってまいりました。本市独自には、昨年10月に長野中学校を会場に、柔道経験のある教育委員会の指導主事、そして教員を講師にして、市内全中学校の体育科教員を対象に、柔道着のたたみ方から帯の結び方、礼法、基本的な受け身や投げわざにおける安全な指導について、実践的な講習会を開催しております。また、この2月には大阪市が主催した実技講習会にも参加依頼し、より指導力を高めるためのさまざまな講習会の機会を提供してまいりました。
来年度から全中学校で必修化が始まることから、今後、地域の柔道経験者を講師として招聘する準備も今進めております。
なお、実際に柔道を指導する体育科教員におきましては、ご承知のように年齢、スポーツ専攻、指導経験等がさまざまであるために、指導に対して不安を感じている教員も一部ございます。そのような教員の為に、実技講習会を企画するなどして、不安解消に努めてまいりたいと考えております。

●答弁◎副市長(向井一雄) 
それでは、私のほうから件名2の下里、小山田、天野地域の一体的な活用並びに道路整備計画の様子並びに件名3の農の拠点整備事業の今後の取り組みということでご答弁申し上げます。

件名2.要旨2についてお答えいたします。
ご質問の下里地域につきましては、平成22年1月8日から同年3月31日まで下里口バス停にて路線バスに乗り継ぐ形式で試行運行を行いましたが、利用者数が1便当たり約1人と少なく、採算面においては非常に厳しい結果となったこともあり、本格運行には至らなかったものでございます。
ご質問にあります集客施設整備による市道門前下里1号線を活用したバス路線の拡充につきましては、将来的に採算性に見合った需要が見込まれる場合は、バス事業者とともに、その運行について協議してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。

続きまして、要旨3についてお答えいたします。
都市計画道路大阪河内長野線は、現在、大阪府において、府道大野天野線改築事業として上原西町から市道貴望ケ丘小山田線までの約0.3キロメートルの区間について、平成25年度を目途に供用開始を目指されており、任意交渉による土地の任意取得と並行し、未取得地については土地収用法上の手続を進めた結果、平成24年2月14日付で土地収用法第48条及び49条の規定による裁決が下り、同年3月15日において現計画における収用及び使用に必要なすべての用地の権利取得が可能になるとお聞きしているところでございます。
また、本市の交通状況等を考えますと、本区間の供用開始後におきましても引き続き、少なくとも都市計画道路原町狭山線までの区間につきましては重点区間として早急に整備促進されるよう、大阪河内長野線整備促進協議会などのあらゆる機会を通じて、国や大阪府に対し継続して要請してまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようお願いいたします。

次に、要旨4についてお答えいたします。
本市と堺市とを結ぶ幹線道路計画といたしましては、既存道路である市道下里大野線の拡幅整備を、隣接する下里総合運動場の整備計画と整合を図りながら進めることが重要であると考えております。
この際、本路線と直接接続します堺市の市道畑下里線も本市と連携して拡幅していただくことによって、現在、大阪府において整備を進めておられます東西道路を経由し、主要地方道堺かつらぎ線、通称泉北2号線と連絡する有機的な道路ネットワークが下里、小山田、天野地域の一体的な活性化に寄与するとともに、本市の発展に不可欠であると考えているところでございます。
したがいまして、これらの道路計画を進めるには、本市だけでなく堺市側の市道整備が不可欠でありますことから、大阪府や堺市との一層の情報交換を行い、協議会や府議会などのあらゆる機会を通じて継続して要望を行うとともに、堺市の事業進捗と整合を図りながら進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。

続きまして、要旨5についてお答えいたします。
ご質問の都市計画道路野作赤峰下里線は、総延長が2,050メートル、標準幅員12メートルで都市計画決定しており、既に1,300メートルが完成しております。また、都市計画マスタープランにおいては、本路線を地域間連絡道路と位置付け、生活密着型の市域幹線道路として都市計画道路大阪河内長野線まで区間を延伸整備する計画をしており、本路線の重要性は十分認識しているところでございます。
しかしながら、新たな道路の整備には多大な費用が必要となることから、昨今の厳しい財政状況にかんがみ、今後は大阪河内長野線の進捗などに応じて随時進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。

次に、要旨6についてお答えいたします。
ご質問の市道広野1号線は、都市計画道路小山田広野線の一部区間の整備を先行して実施することにより、歩行者や車両通行の安全確保や地域住民の利便性の向上を図り、標準幅員16メートル、延長220メートルの整備を計画しているところでございます。
今般、本路線の重要性にかんがみ、平成24年度におきまして地権者の協力のもと再度土地の境界確定などの取り組みを実施する予定でございます。
次に、ご質問にありますマサンダ池周辺の土地活用についてでございますが、今回の都市計画マスタープランの改訂により、市街化調整区域の幹線道路沿道では、民間事業者から地域の活性化に資する事業計画の提案があり、周辺環境との調和や、地元住民、地権者の合意に基づく場合は地区計画を策定し、計画的なまちづくりの誘導を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

次に、件名3.要旨1についてお答え申し上げます。
平成21年度には施設整備に係る課題を整理し、地区計画の活用、本市マスタープランの見直しなどについて関係各課で確認し、平成22年度には宮の下がJA大阪南の羽曳野の白鳥にあります「あすかてくるで」に続く直売所の候補地となりました。今年度は、市民、農家、商工会ニーズを把握し、農の拠点整備に関して、内容、費用、運営等の検討を行い、基本計画書として取りまとめる予定でおります。また、事業の基本となります用地取得に関しましては、現在地権者と鋭意交渉中でございます。
以上がこれまでの取り組み状況でございます。

続いて、要旨2についてお答え申し上げます。
用地買収につきましては、地権者全員を対象とした説明会をこれまで3回開催し、用地買収を前提に本事業を進めていることや、事業の必要性、買収価格などについて説明を行ってまいりました。現段階で合意には至っておりませんが、地権者の理解を得るため引き続き鋭意努力していきますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

次に、施設の基本的な運営形態についてお答え申し上げます。
農の拠点に整備予定の農林産物直売所と交流施設はJA大阪南で管理運営する予定ですが、地産地消レストランや地域産業振興施設、情報案内施設やトイレなどの道路休憩施設につきましては、今後、市で管理運営組織を決める予定でございます。これら施設につきましては、施設の管理のみを目的とする非収益施設と、地産地消レストランのような施設の管理に加えて運営も目的とした収益施設に区分されることから、それぞれの目的に沿って、今後、市で事業者を募集、選定していきたいと考えています。

次に、庁内推進体制についてお答え申し上げます。
本年度の基本計画の策定につきましては、産業振興部農林課を中心に、関係部課や関係団体との連携、協力のもとに取り組んでまいりました。今後、基本計画をさらに発展させ、施設を具体化していく必要がございますが、そのためには庁内関係各課の一層緊密な連携を図っていくことが重要であると認識しており、全庁的なプロジェクトチームのもと、課題ごとに分担と責任を明確にした推進体制を構築してまいりたいと考えております。

最後に、関連事業の整備方針についてお答え申し上げます。
農の拠点に関連する事業といたしましては、現在、大阪府が高木、高向地区においてほ場整備と集落道整備を行っております。ほ場整備につきましては高向地区が既に事業完了しており、高木地区も平成25年度末には事業完了する見込みでございます。また、集落道整備につきましても平成25年度末の事業完了を予定しており、農の拠点整備事業も平成25年度末の事業完了で、26年度オープンの予定をしておりますので、一体的な整備が完了できるものと想定しております。
このほか、農の拠点整備に係ります汚水処理につきましては、合併処理浄化槽より公共下水道接続が経済的に有利となると考えられます。しかし、本区域は下水道認可区域外であることから、今後、実施設計において汚水処理量を精査し、公共下水道接続について関係機関と協議を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
私からは以上でございます。

■再質問
件名2の要旨1でございますが、サッカー専用球技場の整備につきまして、教育長のほうから説明ございましたが、更衣室のことが全く触れられておりませんでした。今やなでしこジャパンが世界を制覇し、女性のサッカーも非常に広がりを見せてきている中で、更衣室は必ず必要と考えます。更衣室設置の考えが、あるのか無いのかお聞きします。
それともう一つ、人工芝のグレードの事ですが、ある程度の人工芝を使用しないと、公式戦が出来ないというふうなことも聞いておりますので、これは大阪府のサッカー協会とか河内長野市のサッカー連盟の方々と、充分調整しながら進めていただきたいと思います。
以上のことを再度お聞きします。

●答弁 ◎生涯学習部長(尾谷雅彦)
山口議員の再質問にお答え申し上げます。
附帯設備につきましては、倉庫、便所等、さらに今おっしゃいました更衣室につきましても実施設計の段階で検討してまいりたいと思っておりますので、どうぞご理解いただきたいと思います。
それと、人工芝ですが、ロングパイルの人工芝を予定しておりますので、その点もご了解いただきたいと思います。
以上でございます。

■要望
続いて、要旨2から要旨6までについてですが、以前河内長野市が大阪府に対して千早赤阪村との合併協議の前提として取りつけた3つの条件がございました。そのうちの1つが堺市へアクセスする幹線道路の整備、これが一番重要な条件として入っておったわけです。堺市へのこの道路は現在もなお都市計画マスタープランにも明記されておりますし、都計上も必要不可欠な道路であると私は認識しております。折しも今回下里地域にサッカーの専用競技場が整備されるわけでありますが、下里周辺には下里総合運動場や天野少年球技場、また堺カントリークラブ、それから隣接したところに浪速高校のグラウンドもあります。その隣には天野山カントリークラブなどスポーツ施設が多く点在しておりまして、これらを生かした集客力の向上によりまして、公共交通の需要も大きく進展する可能性はあると考えます。従って、サッカー専用競技場の整備を起爆剤として、堺市に最も近接している下里地域、天野地域、小山田地域から堺市へアクセスする幹線道路の整備を一体的に更に進めていただく事を強く要望しておきます。

■再質問
次に件名3、要旨2の用地買収のところですが、この事業は所得税控除の関係で事業認可は取れないのですか。公拡法だけなのですか。素人考えでも、農業振興に係わるような法的なバックアップがあるのではと思うのですが、お聞きします。

●答弁◎産業振興部長(中野栄二) 
税控除の関係でございます。公拡法の分だけということで現在聞いております。以上でございます。

■再質問
現在聞いておりますって、誰が聞いているのか。私は市に聞いているんですよ、今。この事業進めている市に。そんな状態で本当に用地買収出来るのか。

●答弁◎副市長(向井一雄)
説明が不十分で失礼いたしておるんですが、公拡法のことだけではなく、府のほうに担当の職員が、府の用地室並びに税務署に対しまして、このような事業計画を説明しているのですが、23年度の中では事業認可の対象にはなりませんという話になってます。ただ、この事業計画の進め方の中で、いろんな運営方法ですね、その辺のところもう少し精査するように私担当には指示しております。
また今、山口議員おっしゃるように、用地買収に私たちは協力したい、ぜひ税のことなり、いろんな観点からもう少し検討してもらえないかと、こういうお話がございました。
そういう意味で、私自身としても完成したい案件でございますので、努力は重ね、地元の皆さんにご理解いただけるような形にもっていきたいと思っておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

■再質問 
充分ではないが、流れは整理できました。もう一回確認のために再度お聞きしておきますが、現在、用地買収を原則として交渉中ですが、もし仮に、用地買収出来なかったら、この事業を中止しますか。それとも、買えなくてもやれる手法を考えて事業は継続していくのか。そこの腹を聞かせてください。

●答弁◎副市長(向井一雄)
この件につきましては、ぜひ用地買収のもとにやりたいと思ってます。現時点では全面買収をベースとした取り組みをしたいと。やはり国費を導入して、全体の活性化、またJAのご協力もいただいて進めていきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

■再質問
次、要旨3.の庁内の推進体制について。今聞いておりますと、市長も施政方針では、農の拠点施設の整備については、一番肝を入れていると思います。しかし、担当は、ほかの関係部局にも手伝ってもらってやっていると言ってますが、私は正直に、こんな事で大丈夫かと心配です。4月から多分新しい組織を設置されると思うが、私はこんなときこそ市長が発案した、各部長を統括する権能を持つ市長補佐官を置いてやるべきと考えるが見解をお聞きします。

●答弁◎副市長(向井一雄)
山口議員ご指摘のとおり、私自身もリーダーシップのなさで非常に残念でございます。と申しますのは、私も中心になって、スタッフ、関係者を集めて、取り組みについていろいろ整理をさせ、いろんな課題について取り組んでおりますが、私の言ってることがなかなか通じないのか、なかなか返ってきません。そういう意味では、一生懸命職員はやってくれてると思うのですが、やはりその仕事が必ずしも自分の思いの分とマッチングしてないところが多分にございます。4月からは、市長補佐官を置くかどうかは別といたしましても、新しい体制のもと、積極的に動けるスタッフを置きまして、事業の推進に邁進してまいりたいと思います。ぜひ議員の皆様方のご協力をよろしくお願いいたします。

■再質問
分かりました。ぜひよろしくお願いします。
それと、非常に嫌なことを聞くのですが、府に関連する所から、花の文化園は本当に大丈夫かと。今年3月末で閉鎖するのと違うかというような話が出てますが、分かっている範囲で答えてください。

●答弁◎副市長(向井一雄)
失礼いたしました。27年まで5年間は担保されております。ただ、その後以降は能勢の牧場のように廃園になる可能性がありますので、文化園の方は今一生懸命やっておられます。宜しくお願い致します。

■再質問
ありがとうございました。
それでは、件名4のところについて何点かお伺いします。
要旨3の保健体育科の先生の指導体制。今、市立の7中学校の中で保健体育科の教諭は何人居られますか教えてください。その中で柔道の指導経験のある有段者は何人いるのかお聞きします。

●答弁◎教育長(和田栄)
まず、指導教員ですが、今体育の教員が21名おります。そのうちの15人は一応経験あります。ただ、有段の者はそのうちの5人ということで、柔道の部分はご存じのようにすべての教師が経験しているかどうかというのはなかなか難しいところがありますけれども、以上のような状況です。

■再質問
分かりました。先程、教育長の方から講習会に参加する、河内長野市内でも市の教育委員会主催でもやりました、大阪市の講習会にも参加させました、いろいろ聞きました。しかし、1人当たり何時間ほど実技講習を受けさせたのですか

●答弁◎教育推進部理事(宮嶋良通)
先ほど教育長答弁しましたように、昨年の秋から順々に南河内地区、大阪府、それから大阪市、そして本市ということなんですが、トータルしましたら四、五時間程度ということで、まだまだ十分でないと。そのあたりについては実際の柔道の実施時期が来年度3学期から7つの中学校で始まりますので、また春、あるいは夏等これから順次研修会を持っていきたいというふうに思っております。以上でございます。

■再質問
四、五時間では絶対足らんと思います。ですから、実際に授業開始されるまでにできる限りいろんな機会を利用して講習会、経験積んでおいてほしいと思います。
また、全柔連や警察OBや地域の柔道の団体のほうからも、要請があればいつでも協力すると言っておりますので、ぜひ教科担任だけに任せずに、専門家の人達を横へつけて授業していただきたい、こういうふうに考えます。
それと、この件で最後に1つだけ聞きます。武道の必修化の指導カリキュラムですけどね。受け身まででいいと思っているのか、技を全て教えて乱取りまでやらせようとしているのか、それだけお聞きします。

●答弁◎教育推進部理事(宮嶋良通)
当然新しく実施しますので、一、二年生は議員ご承知のように必修でございます。私どもは一、二年生については各学年10時間程度というようなことで考えておるんですが、あくまでも子どもの発達段階に応じて余り無理のないように、ただし受け身を中心としながらも、例えば今議員おっしゃっております簡単な乱取りであったり、あるいは立ちわざは3年生あたりというようなことで、特に文科省のほうからも大外刈り等、例えば頭部あるいは頸椎に振動を起こすようなものは避けるような指示もございますので、そのあたりはあくまでも子どもの発達段階に応じて進めていこうというように考えております。以上でございます。

■要望
先程教育長が答弁された中で、一か所間違いがあります。柔道の事故は、部活が多くて授業では少ないと言いましたが、柔道の部活と授業を、死亡事故の確率で見ると、授業のほうがはるかに多いのですよ。そして、打撲で脳内出血を起こすのと、加速損傷といって、頭に、遠心力がかかっただけで脳の血管が切れてしまう事故。これが一番多いのです。ですから、その辺十分注意して事故のないようにしていただく事を強く要望して私の質問を終わります。

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